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エクセルで文字を置換する方法|ショートカットキーや関数も紹介

エクセルで文字を置換する方法

エクセルで文字を置換する方法を紹介します。ある語句をそのまま別の語句に置き換えることを置換と言います。数が少ない場合は一つ一つ手作業で行なえるかもしれませんが、量が多くなると機械的に実行するのが効率化への近道です。

ショートカットキーや関数の使い方も解説していますので、置換をよく利用する人は覚えておくとよいでしょう。

エクセルで文字を置換する方法

エクセルで文字を置換するための方法を紹介します。「編集」メニューやショートカットキーを使う方法、範囲を指定して一部の文字だけ置換する方法を詳しく説明していきます。

  • 「編集」メニューから文字を置換する方法
  • ショートカットキーで文字を置換する方法
  • 範囲指定して一部の文字だけ置換する方法

「編集」メニューから文字を置換する方法

「編集」メニューを使って文字を置換する方法です。

STEP.1
「ホーム」タブ→「編集」→「検索と選択」→「置換(R)」と進みます。

「編集」メニューから文字を置換する方法

STEP.2
新しく画面が開きますので、変えたい文字(検索する文字列)と変更後の文字(置換後の文字列)を入力しましょう。例では2020年の日付を2021年に置換する場合の入力方法です。

「編集」メニューから文字を置換する方法

STEP.3
「すべて置換(A)」を押すと、置換が実行されます。例では日付が全て2021年に修正されました。以上で操作は完了です。

「編集」メニューから文字を置換する方法

ショートカットキーで文字を置換する方法

次にショートカットキーを用いて文字を置換する方法です。置換の作業頻度が高い人はこちらのやり方を覚えるとスムーズです。

STEP.1
ショートカットキー「Ctrl」+「H」を使って置換の設定画面を開きます。

ショートカットキーで文字を置換する方法

STEP.2
変えたい文字(検索する文字列)と変更後の文字(置換後の文字列)を入力しましょう。例では2020年の日付を2021年に置換する場合の入力方法です。

ショートカットキーで文字を置換する方法

STEP.3
「すべて置換(A)」を押すと、置換が実行されます。例では日付が全て2021年に修正されました。以上で操作は完了です。

ショートカットキーで文字を置換する方法

範囲指定して一部の文字だけ置換する方法

範囲指定をして、一部の文字だけを置換する方法です。

STEP.1
置換を行いたい領域を予め範囲選択しましょう。

範囲指定して一部の文字だけ置換する方法

STEP.2
「編集」メニュー又はショートカットキーを用いて置換の設定画面を開いてください。変えたい文字(検索する文字列)と変更後の文字(置換後の文字列)を入力しましょう。

範囲指定して一部の文字だけ置換する方法

STEP.3
「すべて置換(A)」を押すと置換が実行されます。例では最初に選択していた上3行の日付のみが2021年に修正されました。以上で操作は完了です。

範囲指定して一部の文字だけ置換する方法

エクセルで文字の置換をSUBSTITUTE関数で行う方法

エクセルで文字の置換をSUBSTITUTE関数で行う方法を紹介します。「substitute」は英語で「代わりの」という意味で、対象のセル内の検索文字列を置換文字列に置き換える関数です。

構文は「=SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,対象)」となっていますので具体例を用いて使い方をみていきましょう。

STEP.1
置換した文字列を表示させるための欄を新しく作成します。

エクセルで文字の置換をSUBSTITUTE関数で行う方法

STEP.2
新しく作成したセルに「=SUBSTITUTE()」と入力しましょう。例ではカッコの中身は(B3,”数学”,”国語”)となります。

文字列には置換したいセルを、検索文字列には置換前のキーワードを、置換文字列には置換後のキーワードとなります。セル内にある置換前のキーワードを全て置換したい場合、対象は省略してOKです。キーワードを「””」で囲むのを忘れないようにしましょう。

エクセルで文字の置換をSUBSTITUTE関数で行う方法

STEP.3
「Enter」を押すと、置換された後の文字列が表示されます。残りのセルもオートフィル機能を使って変換しましょう。以上で操作は完了です。

エクセルで文字の置換をSUBSTITUTE関数で行う方法

エクセルの置換機能で任意の文字を削除する方法

これまで紹介したエクセルの置換機能を使って任意の文字を削除する方法を説明します。スペースやハイフンを一括で削除できるため、覚えておくと様々な場面で活用できるでしょう。

STEP.1
「編集」メニュー或いはショートカットキーを使って置換の設定画面を開きます。

エクセルの置換機能で任意の文字を削除する方法

STEP.2
変えたい文字(検索する文字列)と変更後の文字(置換後の文字列)を入力しましょう。例では郵便番号のハイフンを削除するため、検索する文字列に「-」を入力し、置換後の文字列の入力欄を空欄にしています。

エクセルの置換機能で任意の文字を削除する方法

STEP.3
「すべて置換(A)」を押すと、置換が実行されます。例ではハイフンが全て削除されました。以上で操作は完了です。

エクセルの置換機能で任意の文字を削除する方法

MEMO

STEP2.では置換後の文字列の入力欄にスペースなどの空白を入れないよう注意しましょう。ハイフンの代わりにスペース(空白)が挿入され、単純な削除とはなりません。入力欄は“空欄”にします。

エクセルで文字を置換する方法を改めておさらい

エクセルで文字を置換するには「編集」メニュー、あるいはショートカットキーを使って置換の設定をすることで実行できます。

文字列を変換する以外にも、空欄を活用することで任意の文字を削除することが可能でした。膨大なデータを一括で修正したい時に威力を発揮しますので、この記事を参考にぜひ日々の仕事に役立ててみてください。

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