皆さんは【リスキリング】をご存知でしょうか?
2022年の流行語大賞にもノミネートされた、「働き方の多様化や技術の進展などにより社会が大きく変わる中、新たな職業に就いたり、今の職業で今後求められる業務を遂行したりするために必要なスキルや知識を獲得する取り組み」のことです。
リテラアップブログでは、リスキリングの「求められる業務を遂行するために必要なスキルを獲得する」と言う箇所に注目し、PC業務のショートカットキーの利用状況を独自調査し、リスキリング第一歩となるという考えの元、調査から浮かび上がった現場のプロ500人が「人に教えたい、押さえておくべきショートカットキー」を公開します。
調査対象の年代
調査の対象年代は10代から60代まで幅広く行いました。
特に20代、30代、40代の現場をメインで回しているであろう年代が91%を締めており、現場のプロの意見として、この調査の信憑性を裏付けるデータになると考えています。
対象者PCのOS
調査対象の95%はWindowsユーザーでした。
これは実際に業務をしている人達の利用率とリンクすると想定されます。
覚えているショートカットキーの数
続いて覚えているショートカットキーの数では、
1~5個が263人、6~10個が159人と、500人のうち400人強は10個以内のショートカットキーを覚えている、という状況でした。
これが多いか少ないかは意見が分かれるところですが、16個以上も36人、中には50個以上覚えているという猛者もいて、普段利用しているアプリケーションの数にもよりますが、ショートカットキーを使いこなしている人とそうでもない人の差が結構大きいのかもしれません。
そもそもショートカットキーとは?
例えばコピーの Ctrl+C や貼り付けの Ctrl+V に代表されるような、アプリケーションやPCの機能をワンタッチで使える操作のことです。
ショートカットキーは1回使うと1%作業が効率化するとも言われており、たくさん覚えてたくさん使うことが作業効率の向上にとても有効です。
ちなみに、今回の調査ではすぐに思い出せるショートカットキーの種類の平均は7.4個となっていて、現場のプロの方でもそれほど多くの種類のショートカットキーを使いこなしているわけではない、という印象でした。
押さえておくべきショートカットキー7選
ここからはいよいよ、リスキリングに向けて押さえておくべきショートカットキーと、それを覚えた時にプロの方がどう感じたかと言うコメントを添えて順に紹介していきます!
- 誤って入力データなどを消してしまった時の絶望が無くなった。
- Wordで文章を書く事が多いので、Ctrl+Zは人生の無駄な時間を削減してくれるショートカットキーです。
- PC起動からシャットダウンするまでのコピー内容(文字に限る)の履歴を表示できる。ピン留めすればそのコピーを保存しておくことができ大変便利です。
- 今まではWinshotというツールで部分選択のスクショをしてましたが、こちらはショートカットキーですぐ使えるので、資料作りの画像は大体これを使用してます。業務効率が格段に上がりました。
- 毎回Wordなどに貼り付けてトリミングしていた画像を、トリミングした状態でスクリーンショットでき、かなりの時短になった。
- これを使っていたら、パソコン操作に強い人がいなかった社内でExcelに強いと認識されて頼られるようになった。
- マウスに頼るだけでなく、ショートカットを積極的に使うきっかけとなった。作業に無駄にかかる時間のストレスが減った。
- 人前で使用したときにアッと驚かれ、エクセルの上級者と思ってもらえた。人に驚きと新知識を与えられる。
- デスクトップごとに役割を決めて、Windows+Ctrl+←→でデスクトップ移動できる。画面がごちゃごちゃせずスムーズに作業が進められる。
リテラアップブログがオススメするショートカットキー5選
最後にリテラアップブログがオススメするショートカットキーを紹介します!
このショートカットキーを使いこなすと、一気に効率化が加速します。使い方は2通りあって、特に2つ目の使い方がとても便利です!
- Alt を押しながらTabを押すごとに、作業するアプリを切り替えて選択できる
- Alt を押しながらTabを押してすぐ離すと、直前に操作していたアプリに切り替えられる(2つのアプリを交互に切り替えて操作する時に重宝します!)
わざわざマウスでA~Zや1~10などの列や行の先頭部分をクリックしなくても、ショートカットキーのみで行や列全体を選択できます。
注意点として、行を選択する Shit+Space は入力モードが半角英数の時のみ使うことができます。
これもセルを編集、再編集する時にわざわざマウスに持ち替えずに、ワンキーで行うことができます。便利!
マウスで範囲選択すると想定しない範囲まで選択してしまったり、画面外まで選択しようとするとうまく選択できなかったりしますが、ショートカットキーで行うとスムーズに選択することができます。Excelやエクスプローラーなど様々なアプリで共通のショートカットキーです。
半角英数と日本語入力を混ぜて入力している時など、わざわざ切り替えボタンを押したり、特に入力後に気づいて、一度消してから切り替えてもう一度入力…なんてことありますよね。
このショートカットキーを知っていれば、日本語入力してしまった後でも半角英数に変更することができます!
以上、今からでも間に合うリスキリング対応ショートカットキーをご紹介しました。
これからもリテラアップブログでは様々なデータを調査し、皆様に公開していこうと考えています。
ショートカットキーをもっと簡単に覚えたい!という方はぜひ「Litera App」で検索してみてください!
今話題のリスキリングは手元から!
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