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Windowsパソコンのスペック確認方法を分かりやすく解説!

Windowsパソコンのスペック確認方法

パソコンに新しいアプリやソフトを導入する時、パソコンのスペックによっては不適合なことがあります。料金や手間を無駄にしないためにも、事前に使用しているパソコンのスペックを確認することが重要です。

この記事では、Windowsパソコンのスペックを確認する方法を分かりやすく解説していますので参考にしてください。

パソコンのスペックとは

パソコンのスペック(spec)とはspecificationという英単語の略で「仕様」という意味です。パソコンの内部や外形に関する情報で、例えば次のようなものがあります。

  • バージョン
  • OS
  • CPUとメモリ
  • HDDの容量
  • グラフィック
  • DirectXのバージョン

パソコンのスペックは高いほど性能が上がり、できることが増えますがその分価格も高くなります。現在使っているパソコンのおおよそのスペックを把握しておくと、今後パソコンを買い替える時にも参考になるでしょう。

Windowsパソコンのスペックはどこで確認できる?

Windowsパソコンの主なスペックは、システムのバージョン情報にまとめられています。確認の手順を見ていきましょう。

STEP.1
画面左下「スタート」を左クリックして「設定」を選びましょう。

Windowsパソコンのスペック確認方法

STEP.2
設定画面が開いたら「システム」を選択します。

Windowsパソコンのスペック確認方法

STEP.3
左メニューから「詳細情報」を選び左クリックしてください。

Windowsパソコンのスペック確認方法

STEP.4
画面右側にWindowsパソコンのバージョンやスぺックが「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」に分かれて表示されます。ここではプロセッサ(CPU)や実装RAM(メモリー)、エディションやバージョンの情報などを確認することができます。

Windowsパソコンのスペック確認方法

Windowsパソコンの各スペックの確認方法

上記で紹介した方法以外にも、Windowsパソコンのスペックを確認する方法があります。ここではOSのバージョンやOSの種類、CPUとメモリ、HDDの容量、グラフィック、DirectXのバージョンの各スペックを確認する方法を解説していきます。各スペックの概要も紹介していますのでこれを機に覚えてみましょう。

  • バージョンを確認する方法
  • OSを確認する方法
  • CPUとメモリを確認する方法
  • HDDの容量を確認する方法
  • グラフィックを確認する方法
  • DirectXのバージョンを確認する方法

バージョンを確認する方法

パソコンのバージョンとは、ソフトウェアやプログラムの新旧を区分するために番号や符号が付けられたものです。Windowsパソコンでは、例えば「 Windows11バージョン 22H2」といったようにOSの後に記載されます。

キーボードの「Windows」キーを押しながら、「R」キーを押しましょう。 「ファイル名を指定して実行」の画面が表示されますので「名前」欄に「winver」と入力してOKボタンを押します。

バージョンを確認する方法

「Windows のバージョン情報」の画面が表示されますので、こちらからバージョンを確認しましょう。

バージョンを確認する方法

OSを確認する方法

OSとはコンピューターが動作するために必要となるソフトウェアで、基本ソフトウェアとも呼ばれます。このOSがどのような種類か確認する方法を紹介します。基本的には先ほど紹介したバージョンを確認する方法と同じ方法で確認することができます。

キーボードの「Windows」キーを押しながら、「R」キーを押しましょう。 「ファイル名を指定して実行」の画面が表示されますので「名前」欄に「winver」と入力してOKボタンを押します。

OSを確認する方法

「Windows のバージョン情報」の画面が表示されますので、こちらからOSを確認しましょう。

OSを確認する方法

CPUとメモリを確認する方法

CPUはパソコンが行う処理の中心的な役割を持つパーツで、人間の頭脳に当たります。メモリは記憶装置の1つで、一時的に作業データを保存する領域のことです。よく作業机の広さに例えられ、大きくなるほど同時に作業できる数が増えます。

タスクバーにある検索ボックスに「dxdiag」と入力して「Enter」キーを押しましょう。

CPUとメモリを確認する方法

DirectX診断ツールという画面が開くので「システム」タブを選択するとCPU(プロセッサ)、メモリが表示されます。

CPUとメモリを確認する方法

HDDの容量を確認する方法

HDDは、データやプログラムなどを書き込んだり読み出したりする記憶装置(ストレージ)です。机の引き出しに例えられることが多く、削除しない限り長期間のデータ保存が可能となります。

HDDの容量を確認するためには「スタートボタン」から「設定」を左クリックし、設定画面から「システム」を選びます。

HDDの容量を確認する方法

左メニューにある「ストレージ」を選べば右側に「ローカルストレージ」の項目が表示され、使用済み容量と空き容量が出てきます。

HDDの容量を確認する方法

グラフィックを確認する方法

ラフィックボードはパソコンの映像を出力する役割を果たしています。グラフィックボードの性能がよくなるほど、3DゲームやCADなどの複雑なグラフィックを用いる処理を高速に行なうことができるようになります。

ラフィックボードの種類やメモリ容量を確認するには、DirectX診断ツールを使います。タスクバーにある検索ボックスに「dxdiag」と入力して「Enter」キーを押しましょう。

グラフィックを確認する方法

DirectX診断ツール画面が開きますので「ディスプレイ」タブを選択しましょう。チップの種類や表示メモリ(VRAM)を確認します。

グラフィックを確認する方法

DirectXのバージョンを確認する方法

DirectXはWindowsに対応するパソコンゲームなどのマルチメディアコンテンツ向けのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)のことです。動画や画像などの処理を効率よくできる役割を果たします。

DirectXのバージョンを確認するためにもDirectX診断ツールを使います。タスクバーにある検索ボックスに「dxdiag」と入力して「Enter」キーを押しましょう。

DirectXのバージョンを確認する方法

DirectX診断ツール画面が開きますので「システム」タブを選択するとDirectXのバージョンが確認できます。

DirectXのバージョンを確認する方法

パソコンのスペック確認が必要になるケース

パソコンのスペック確認が必要になるケースとして主な3つのケースを紹介します。パソコンで高度な作業をする人はスペックを確認する機会も増えるでしょう。一度全てのスペックを確認したら、どこかにまとめてメモしておくのがおすすめです。

  • パソコンやソフトの不具合でメーカーに問い合わせる場合
  • ソフトをインストールする際に動作環境を満たしているか確認する場合
  • パソコンの周辺機器を購入する場合

パソコンやソフトの不具合でメーカーに問い合わせる場合

購入したパソコンや、インストールしたソフトの不具合があった時はまずメーカーに問い合わせます。

その際メーカーが大まかな原因を予想するために必要となる情報がパソコンのスペックです。メーカーに専用の問い合わせフォームが用意されている場合は、指定されている項目のスペックを記載しましょう。特に指定がなければ、さきほど紹介した6つの項目を記載してみましょう。

ソフトをインストールする際に動作環境を満たしているか確認する場合

新しいソフトをインストールする時に、動作環境としてパソコンのスペックが明記されている場合が多くあります。例えば1つの性能だけが条件を満たしていても、他の性能が条件を満たしていなければうまく動作してくれないでしょう。

バージョン〇〇以上や〇〇GB以上などと書いてある場合、その数字よりもパソコンのスペックの数字が大きければOKです。

パソコンの周辺機器を購入する場合

よく使われるパソコンの周辺機器には、モニタやキーボード、マウス、webカメラやLAN/ネットワーク機器などがあります。

先ほど紹介したスペックの中でも、特にOSのバージョンが動作環境として指定されていることが多いでしょう。細かいスペックが指定されていなくて心配な場合は、メーカーに問い合わせてから購入すると安心です。

Windowsパソコンのスペック確認方法【まとめ】

Windowsパソコンでスペックを確認する方法を紹介しました。スペックは新しくパソコンを購入する時の判断材料にする場合や不具合でメーカーに問い合わせる場合、新しい環境を導入する場合などに必要になる情報です。

パソコンのスペックを理解するのが難しい場合は、取り敢えずお使いのパソコンのスペックを調べてまとめておきましょう。必要なスペックを満たしているか自分で判断が付かず専門家に相談する際、スペックをまとめて伝えるとスムーズです。

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